緊急事態が引き起こす様々な影響について理解しておくと被災時に役立ちます。緊急事態が発生したらどうするかをご家庭で話し合っておきましょう。
自宅で被災し、閉じ込められた場合、停電や断水、生活用品の調達ができないまま3~4日間以上を過ごさなければならないことも考えられます。
食料や飲料水の備えは十分ですか。必要な医薬品は揃っていますか。ペットのための食料や飲料水も準備していますか。
非常時には公共交通機関が利用できなくなったり、自宅付近の道路や地区が封鎖されたりすることがあります。
ふだんと同じ経路で帰宅できない場合はどうするか、誰と一緒に帰途につくか、自宅のある通りが立ち入り禁止区域に指定された場合の行き先を話し合っておきましょう。
家屋や道路、地域に安全上のリスクが生じて立ち入り禁止になり、自宅から早急に避難しなければならない状況も考えられます。
自宅のある通りが立ち入り禁止になったら、どこへ行くか、何を持って避難するか、ペットはどうするか、隣り近所に援助を必要とする人はいるか、といったことを事前に考えておきましょう。
3~4日間以上の断水を想定してみましょう。洗濯、調理、入浴の手段や飲料水はどうしますか。
緊急事態が給水に影響することもあります。防災用保存水の確保について理解し、3日分以上の水を用意しましょう。
電話やインターネットがつながらない時、家族や知人との連絡や待ち合わせ、ニュースや天気予報の確認のためにどんな手段をとりますか。
緊急事態の発生時は、ほとんどの場合、自宅待機が最善策です。非常時には自宅で落ち合うこと、それができない場合にはどうするかをあらかじめ決めておきましょう。