国内では上記以外の災害も発生します。それらの種類と管理責任者についても把握しておきましょう。
非常時には関係諸機関が協力して人々の安全を守りますが、災害や緊急事態の種類に応じて主導機関は異なります。
緊急事態によっては諸機関横断型の協力が必要になり、各地の自治体または国家によって緊急事態宣言が発令されることがあります。
ウイルスが広範かつ急速に感染拡大し、国全体または世界的に大流行する状態がパンデミックです。パンデミックが発生すると、多くの人が感染して重症化します。
国内のパンデミック対策の計画立案や実践を主導する機関はMinistry of Health (保健省) です。
煙や火の手が上がるのを目撃し、火災による人や家屋への危険を確信した場合は、ダイヤル111に通報して「Fire (消防)」の出動を要請します。
火災は人的行為によって発生する場合があります。その例として、キャンプファイヤの飛び火、花火、ゴミからの出火、焚き火や野焼きからの失火が挙げられます。交通事故、アーク放電、送電線の破損、芝刈り機の火花やタバコの吸殻なども火災の原因になります。
防火対策、緊急対応、消火活動はFire and Emergency New Zealand (消防・救急) の管轄です。
防火に関する情報は、Fire and Emergency New Zealand (消防・救急) の公式サイトをご覧ください。
お住まいの地域で干ばつが発生した場合、所轄の地方自治体へお問い合わせください。
水不足が原因の干ばつは、水利用の状況と火災リスクに影響を与えます。
干ばつの判定はMinistry of Primary Industries (第一次産業省) の管轄です。
干ばつに関する情報と関連資料については、Ministry for Primary Industries (第一次産業省) の公式サイトをご覧ください。
人命や家屋が深刻なリスクにさらされている場合は、必ずダイヤル111に通報してください。
ニュージーランドは比較的安全な国ですが、犯罪と無縁ではありません。身の安全を守るため、予防策を講じましょう。
New Zealand Police (警察) は、様々な緊急事態管理と国家安全保障を支援します。法の執行や防犯対策、公衆安全も管轄範囲に含まれます。
緊急性のない照会・ご相談は通報ダイヤル105へお問い合わせください。
New Zealand Police (警察) の公式サイトは、不審な行動の判断基準や報告の方法に関する情報を掲載しています。テロ攻撃をはじめ、想定外の事件に巻き込まれた時にすべきことを理解しておくと、万が一の場合に役立ちます。
バイオセキュリティはMinistry for Primary Industries (第一次産業省) の管轄であり、動植物の病虫害に関する対応もこの中に含まれます。
同省は食品安全制度についても主導的役割を担い、国内外の消費者の健康と福利を守ります。
バイオセキュリティに関する情報は、Ministry for Primary Industries (第一次産業省) の公式サイトに掲載されています。
国内の食品安全に関する情報は、Ministry for Primary Industries (第一次産業省) の公式サイトに掲載されています。
有害物質とは、爆発性/発火性/酸化性/腐食性/毒性の成分を含有し、環境汚染につながる可能性のある製品や化学物質を指します。
有害物質を原因とする緊急事態には、Fire and Emergency New Zealand (消防・救急) が主体となって対応します。
危険有害物質については、Fire and Emergency New Zealand (消防・救急) の公式サイトをご覧ください。