国内の海岸線は、すべて津波の危険にさらされています。津波の前兆と適切な行動を理解しておけば、人命救助にもつながります。津波の発生前後に何をすべきか明確にしておきましょう。
(画面に表示された「When an earthquake happens」が突然の揺れによって落下する)
地震が起きたら次の点を考えます。立ち上がれないくらい強い揺れかどうか。
(人の横に表示された「Is it hard to stand up?」が突然の揺れによって落下する。人は四つん這いになり、手で頭を守る)
揺れが1分以上続いているか。
(人は四つん這いのまま「Or has it lasted…」が表示される。人が頭を上げると「… Longer than a minute」が表示され、時計の針のように動く)
(住宅が並ぶ丘のふもとに海が見える)
海岸付近にいる時に地震が発生した場合…
(ふもとに最も近い家の上にピンアイコンが現れる)
すみやかに最寄りの高台へ移動します。
(津波が丘に押し寄せる。ピンアイコンは津波の届かない丘の上に移動する)
または、できるだけ内陸部へ移動します。
(海が消え、丘が崩れて、住宅のある平地になる。左端の家の上にあったピンアイコンが、右方向へ飛んでいく)
(ピンアイコンは消え、地面の上に人が残される)
公式の津波警報を待つ必要はありません。
直ちに行動してください。
(「Go immediately」の表示が人をスクリーン外に押し出す)
(人は家族と一緒に丘の頂上にいる)
安全が確認されるまでその場所にとどまります。
(家族の横に「いいね!」のアイコンが表示される)
地震の時は「Long or Strong, Get Gone (地震が長いまたは強い時は逃げる)」のルールを守りましょう。
(「Civil Defence」のロゴの下に「Long? Or Strong Get Gone」が表示された後、www.civildefence.govt.nzが続く)
地震による長時間の揺れまたは強震の際は、すぐに逃げてください。
すみやかに最寄りの高台、あるいはできるだけ内陸部へ移動してください。公式の津波警報を待つ必要はありません。
国家緊急事態管理局と民族社会省の協力によって作成された この動画シリーズは地域社会の災害対策をシナリオ別に説明し万一に備えるためのものです
この動画では津波発生時にすべきことについて説明します。
津波のリスクについて知りましょう。 最寄りのCivil Defence Emergency Management Group (民間防衛緊急管理グループ) は津波避難区域の地図を用意し、皆さんからのご相談に応じます。家庭や職場、外出先などで津波が発生したら、どこに避難できるかを確認しておきましょう。
定期的に損害保険を見直しましょう。建物・家財に保険をかけておけば、被害にあっても生活の立て直しがしやすくなります。
災害は予測できませんが、災害に備えることはできます。まず、ご家庭の備えから始めましょう。本サイトでは非常時のリスクを軽減する方法や、損害保険を見直すメリットなどを紹介しています。
家族で非常時の防災計画を話し合っておきましょう。日常生活に必要なものを挙げ、それらを入手できない場合はどうするかを考えます。
最寄りのCivil Defence Emergency Management Group (民間防衛緊急管理グループ) は津波避難区域の地図を用意し、皆さんからのご相談に応じます。家庭や職場、外出先など、どこにいても津波発生時に避難する場所を確認しておきましょう。
非常時には3日間以上自宅から動けないこともあるため、日常の備蓄品が防災グッズとして役立ちます。必要な物資を明らかにし、防災計画を立てましょう。
近海で発生する津波は、警報を発する間もなく、数分で海岸線に達します。そのため、前兆現象に注意し、すみやかな行動を取りましょう。
地震が起きたら「DROP, COVER, HOLD (ふせる、かくれる、つかまる)」。揺れが収まったら、すみやかに最寄りの高台または津波避難区域からできるだけ離れた内陸部へ移動します。津波避難区域から抜け出せない場合は、できるだけ遠くまで、あるいはできるだけ高台へ移動してください。遠くへ離れれば離れるほど生存率が高まります。
海岸近辺で次の現象が発生したら、すぐに行動してください。公式警報の発令を待つ必要はありません。
その際は「Long or Strong, Get Gone (地震が長いまたは強い時は逃げる)」のルールを守ってください。
交通渋滞を避けるため、できるだけ徒歩、ランニング、自転車などで移動しましょう。
逃げ遅れることがなければ、ペットも連れて行きましょう。探し回ったり、ペットのために外出先から自宅へ戻ったりする時間はありません。
避難時は、地震で損壊した電柱や電線などの危険源にご注意ください。
Civil Defence (民間防衛緊急事態管理庁) が安全を確認し、公式表明を出すまで自宅に戻らないでください。
「Long or Strong, Get Gone (地震が長いまたは強い時は逃げる)」のルールを守ってください。
揺れの最中は「DROP, COVER, HOLD (ふせる、かくれる、つかまる)」。まずは自分の身の安全を確保しましょう。
揺れが収まったら、すみやかに最寄りの高台または津波避難区域からできるだけ離れた内陸部へ移動します。
陸地から離れた海域で津波が発生した場合、沿岸へ達するまでに警報を発することができます。
国内の津波警報はCivil Defence (民間防衛緊急事態管理庁) が発令します
津波警報は、National Emergency Management Agency (国家緊急事態管理局) のウェブサイト(external link)で発表されるほか、ラジオやテレビでも放送されます。場合に応じて、水害の危険を知らせる緊急速報メールも配信されます。
警報発令の手段には:
詳しくは、お住まいの地域のCivil Defence Emergency Management Group (民間防衛緊急管理グループ)へお問い合わせください。お住まいの地域に該当する警報発令手段をご説明します。
緊急警報の指示には速やかに従ってください。次の警報を待たずに直ちに行動します。
非公式の警報を受け取る場合もあるでしょう。
発信源:
信頼できる警報だと思ったら、まず避難しましょう。警報の真偽は避難途中または避難先で確認します。
公式警報が発令されている場合は、そちらを優先してください。
最寄りのCivil Defence Emergency Management Group (民間防衛緊急管理グループ) を検索できます。
正式な安全確認が終了するまで自宅に戻らないでください。
ラジオを聴くか、Civil Defence Emergency Management Group (民間防衛緊急管理グループ) のネット情報をチェックし、最新情報や指示を確認します。
地震の後の余震によって津波が再発することがあるため、避難準備を怠らないようにしましょう。
津波発生後や警報発令後24時間以内は、沿岸地域や三角江・河川から離れましょう。小さい津波でも潮流に押し流される危険があります。
津波の被害があった地域には近づかないでください。救助や救援活動の妨げとなり、津波の残留物によるリスクにさらされる可能性があります。
できる範囲で援助を必要としている人たちに手を貸しましょう。
津波の発生前後に何をすべきかを説明したファクトシートをダウンロードして、家庭や学校、職場で共有しましょう。
ポスターをダウンロードして印刷し、ご家庭や学校、職場、地域社会の集会所などに掲示してください。地震の時は「Long or Strong, Get Gone (地震が長いまたは強い時は逃げる)」のルールを守りましょう。
津波の監視警報システムについて学びましょう。本ガイドは、地方自治体の首長および公務員向けに作成されたものです。