土砂災害は何の前兆もなく発生することがあります。豪雨や地震のほか、人為的な理由によっても引き起こされます。土砂災害の発生前後に何をすべきか明確にしておきましょう。

土砂災害の被害を抑える

お住まいの地域で土砂災害が起きやすいかどうかを確認してください。

  • 土砂災害が発生しやすい地域
  •  過去に土砂災害があった
  • 急斜面
  •  排水路がある急斜面
  • 小川や川岸

海食崖定期的に損害保険を見直しましょう。建物・家財に保険をかけておけば、被害にあっても生活の立て直しがしやすくなります。

災害は予測できませんが、災害に備えることはできます。まず、ご家庭の備えから始めましょう。本サイトでは非常時のリスクを軽減する方法や、損害保険を見直すメリットなどを紹介しています。

事前の備え

ご家庭の土砂災害対策を考えます。必要な防災グッズを揃え、家族全員で防災計画を立てましょう。

お住まいの地域で過去に土砂災害があったかどうかは、Civil Defence Emergency Management Group (民間防衛緊急管理グループ) へ問い合わせて確認できます。

万が一の場合、すみやかに避難できるように土砂災害の前兆を知っておきましょう。家屋の定期点検に加え、干ばつや地震、豪雨の後もチェックします。注意すべき点:

  • 斜面の下の小規模な土砂崩れ、落石、地盤沈下
  • 開閉し難いドアや窓枠
  • 窓枠やドア枠が正しくはまっていない隙間
  • 移動して家屋から離れて傾いている 屋外の階段、デッキやベランダなど
  • 地面、道路、歩道、擁壁などの硬い表面に発生した新たな亀裂や膨らみ
  • 樹木、擁壁やフェンスの傾き;そして
  • 新しい泉のように斜面から湧き出た水。

運転中は、道路脇に盛り土や堤防のある場所に特に注意します。舗装の損壊、泥・落石にも注意しましょう。

家族で非常時の防災計画を話し合っておきましょう。日常生活に必要なものを挙げ、それらを入手できない場合はどうするかを考えます。

非常時には3日間以上自宅から動けないこともあるため、日常の備蓄品が防災グッズとして役立ちます。必要な物資を明らかにし、防災計画を立てましょう。

最寄りのCivil Defence Emergency Management Group (民間防衛緊急管理グループ) を検索できます。

土砂災害の前兆に気付いた時や発生時の対応

土砂の移動方向から直ちに避難してください。

家屋や建物が危険であれば避難します。とっさに持ち出せるのであれば、非常用持ち出し袋やペットと一緒に逃げます。

隣り近所に声をかけ、できる範囲で助け合いましょう。

緊急通報受理機関とお住まいの地域の自治体に連絡しましょう。公道や公有地での土砂崩れや瓦礫は、お住まいの地域の自治体に報告してください。アクセスが遮断され、生命や財産に差し迫った危険がある場合は、111番に電話してください。 

土砂災害の発生後

土砂災害の再発にご注意ください。

関係当局が適切な調査を行い、安全を確認するまで、土砂災害の現場には近づかないでください。

土砂崩れを片付けようとしないでください。土砂崩れは不安定で予測不可能なことがあります。突然崩壊したり、瓦礫が落下したり、損傷した地下設備を隠したりすることもあります。これらは訓練を受けた自治体の作業員や請負業者によって評価され、片付けられる必要があります。 

地滑りは重く、水浸した土壌で構成されています。地滑りの片付けは、専門家に任せるのが最善です。土壌、シルト及び屑木材が汚染されることがあります。 

ライフライン (ガス、水道、電気など) の被害は、関係当局に連絡します。

崩壊した場所には早急に植栽します。地表を覆う植物を失って浸食した場所では、鉄砲水が発生しやすくなります。

できる範囲で援助を必要としている人たちに手を貸しましょう。

緊急時で被災した方が受けられる支援のご案内です。(external link)

家屋の損害

  • 自身を危険にさらしたり、家屋の損害を拡大したりする可能性のある行動を取らない。
  • 早急に損害保険会社へ連絡する。
  • 賃貸物件の場合は、家主や家財保険の会社に連絡する。
  • 被害状況を撮影しておくと保険金請求手続きが円滑に進む。

応急手当は命を救います。セント・ジョン(救急救命組織)のウェブサイトで、応急手当をする際の注意点や対処法を学びましょう。

災害の種類

ニュージーランドでは多くの自然災害が発生します。災害の種類に応じて、災害の発生前後に何をすべきか明確にしておきましょう。