緊急速報メールに関するよくある質問への回答とトラブルシューティングの方法を見つける。
様々な理由で緊急速報メールを受信できないことがあります。そのため、緊急速報メール以外の手段でも情報を確認できるようにしましょう。
お使いの携帯電話が緊急速報メールの対応機種であるかどうかを確認してください。携帯電話の設定を見てみましょう。2017年以降に購入された携帯電話のほとんどが対応機種のはずです。
さらに、携帯電話のソフトウェアが最新版に更新され、サービスエリア圏内にあることが必須条件となります。アプリのダウンロードやサービス登録は必要ありません。
緊急速報メールを受信できない理由:
配信中にネットワークを変更 (3G → 4G) した携帯電話には、それぞれのネットワークから緊急速報メールが配信されます。機内モードのオンとオフの切り替えや、配信中に電源を切って再起動した場合にも同じことが起こります。
警報リマインダー機能のオプション設定がオンになっている携帯電話は、緊急速報メールの配信中に何度も警報を発することがあります。警報リマインダー機能があるかどうかは、お使いの携帯電話の設定から確認できます。「Wireless Alert (無線警報)」「Broadcast Alert (警報放送)」「Emergency Alert (緊急警報)」などの名称がついた設定オプションを探してください。
緊急速報メールを受信していれば、表示できる方法があります。
機種によって異なりますが、通常は「メッセージ」アプリで見つかります。
例:
iPhoneの場合、緊急速報メールは通知に表示されます。画面の上から下へスワイプして通知にアクセスします。通知を削除すると緊急速報メールも削除されます。
緊急速報メールシステムには国際標準規格が適用され、海外でPresidential Alert (プレジデンシャル・アラート) と呼ばれる同報配信チャンネルを使用します。
国内では、携帯メーカーおよび移動体通信事業者と協議した結果、「Emergency Alert (緊急警報)」という名称を採用しました。しかし、米国規格を採用する一部の携帯電話では「Presidential Alert (プレジデンシャル・アラート)」が表示されます。プレジデンシャル・アラートが表示される例:
携帯電話の機種や型番によって、緊急速報メールのアクセシビリティ (利用のしやすさ) は異なります。補聴器をご使用の方は、補聴器を介した警報受信設定ができます。
緊急速報メールには国際規格に基づく警報音を採用しています。注意喚起のために、あえて不快な音を選んでいることから、びっくりしたり耳障りに感じたりする方もいるでしょう。
緊急速報メールの受信音が鳴るかどうかは、携帯電話の機種や型番によって異なります。一部のメーカーは、緊急警報よりもサイレントモードを優先しています。
車を路肩に寄せ、安全を確認してから緊急速報メールの内容を確認してください。その場で直ちに同乗者に読んでもらうこともできます。緊急速報メールを受信した場合でも、ながら運転は危険です。
緊急速報メールはサービスエリア圏内でしか受信できません。人口密集地域の97%はサービスエリア圏内です。移動体通信事業者はサービスエリアの拡大に取り組んでいます
緊急速報メールは携帯通信経由のため、Wi-fi通話機能のみの機種では受信できません。
緊急速報メールは、国内の移動体通信ネットワークを利用して受信可能な携帯機種のみに配信されます。
緊急速報メールを受信できるのは、携帯通信が可能な方のみです。Starlinkはインターネット接続のみに対応し、携帯通信の受信はできません。現在、Starlinkは携帯通信を可能にする衛星網の設置に取り組んでいます。別の衛星サービスプロバイダー (Lynk World) は、携帯通信が可能なサービスを提供しています。
緊急速報メールは無料で受信でき、利用者の料金負担はありません。アプリのダウンロードやサービス登録は必要ありません
緊急速報メールは所定の携帯電話基地局からすべての対応機種へ配信され、人々の安全を守ります。