地震が発生したら「DROP, COVER, HOLD (ふせる、かくれる、つかまる)」という行動をとりましょう。
「DROP, COVER, HOLD」について
DROP (手と膝をついて床にふせる) - この姿勢を取れば、なぎ倒される心配がなく、必要に応じて移動することができます。
COVER (頭や首、できれば身体全体を守るため、数歩圏内に丈夫なテーブルや机があれば、その下に隠れる) - 近くに隠れ場所がなければ、手と腕で頭と首を守りましょう。
HOLD (揺れが止まるまで隠れている場所につかまるか、手と腕で頭と首を守る) - 揺れによって隠れ場所が移動したら、一緒に移動します。
屋外では、建物・木・街灯・電柱から数歩以上離れずに「DROP, COVER, HOLD」を行います。
エレベーター内では、その状態で「DROP, COVER, HOLD」を行います。
揺れが止まり、安全を確認できたら最寄りのフロアに出てください。
運転中であれば、視界の開けた場所の路肩に停車し、エンジンを切ります。
揺れが収まるまでシートベルトを締めた状態でその場にとどまります。
揺れが止まったら、注意しながら運転を再開し、損壊の危険がある橋や立体交差路は避けてください。
就寝中に地震が発生したら、寝具を頭まですっぽりとかぶり、枕で頭と首を守ります。
ベッド内にとどまる方が、ケガのリスクが少なくなります。
運動障害のある方や、歩く時に杖が必要な方は、できるだけ床面近くまで身体を落とすか、イスやベッドに腰かけた状態で頭と首を両手で守ります。
揺れが止まったら使えるように杖は常に身近に置いておきましょう。
歩行器や車椅子の使用中は、その場で「DROP, COVER, HOLD」を行います。
車輪をロックし、できるだけ低い体勢を取ってください。
身体を伏せて、頭と首をできるだけ守ります。
揺れが収まるまでその状態を続けてください。
地震発生時にとるべき行動「DROP, COVER, HOLD (ふせる、かくれる、つかまる)」について理解しましょう。
南カリフォルニア地震センター制作の地震安全対策に関する動画 (英語) を観て、様々な状況で地震が発生した場合を想定し、万が一に備えましょう。
地震が発生したら「DROP, COVER, HOLD (ふせる、かくれる、つかまる)」という行動をとりましょう。詳細を説明した動画 (英語) をご覧ください。
ポスターをダウンロードして印刷し、ご家庭や学校、職場、地域社会の集会所などに掲示してください。「DROP, COVER, HOLD」について
地震の前後に何をすべきかについて説明したファクトシートをダウンロードし、家庭や職場で共有しましょう。